健康なからだを取り戻すためのポイント
1 前向きな気持ちで治療に向かう
病気を治すということは早く元気なからだを取り戻したいと思っていますよね、だからこそ体調が悪いときは病院へ行くと思います。
しかし交通事故の被害者になった場合は精神的に落ち込むことが多くあるようです。
つい先日まで元気に過ごしていたのに急にからだの自由がきかなくなったりするわけですから当然かもしれません。
事故治療の場合長期間通院することになると思います、長期間の通院で気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。
しかし「早く治したい」と思う気持ちを忘れずにいてください、その気持ちがあなたの治療を加速させることにもなるからです。
「病気」という字は 「病いは気から」といいますが、「治す」気持ちが「元気」につながるのです。
不思議なことかもしれませんが、「早く治りたい」と思いながら通院する人のほうが回復が早いようです。
2 捻挫をあまくみないように
皆さんが持っている捻挫のイメージとはどのようなものでしょうか?
「足首ひねった」「たいした事はない」「すぐに治る」こんなイメージじゃありませんか?
このように思っている人は注意が必要かもしれませんね。
捻挫は骨折などと違ってギプスで固定されることもないので治療に制限がありません。
全て自分で判断してしまうので、治ってないのに無理な運動をしたり、無理に捻挫している部分を動かしてしまうという状態も起こってしまいます。
このような状態になると骨折よりも治療期間が長くなる可能性もあります。
「捻挫」を甘く見るとこのように長期間悩んでしまうことになってしまうのです。
捻挫を早く治すためにも専門家の意見を聞きながら治療を進めていくほうがいいでしょう。
3 他力本願ではあなたの病気は治らない・・・
厳しい言葉かもしれませんが、「他力本願」などはありえません。
誰かが治してくれるなんて考えていませんか?
その考えがあなたの回復速度を大きく遅くしているのかもしれません。
早く治りたい、治したいと思っている人ほど早く回復していく傾向があります。
長い期間治療院に通っても「治る気」がないと意味がありません。
この治る気が治療の効果を最大限に引き出してくれるのです。
あなたの気持ち以外にも、いつもの行きつけの先生だから絶対に大丈夫と思っていませんか?
もし治療の進め方が間違っていたら?そもそも原因が間違っていたら?
あなたには分からないことです。本当の原因が分からないまま治療を進めて治りますか?
いつまでも治らない治療を続けていくのでしょうか?
早く回復するためにも第3者の意見を聞くようにしましょう。
4 一番大切なのは仕事?身体?どっち?
日本人はとっても仕事熱心です。
その仕事熱心さが自分の身体をどんどん痛めているのです。
通院程度の病気の場合、自分で勝手に治療完了をしてしまう人が多い、勝手に治療完了するとは医師の判断なしに治療が終了したと・・・お気持ちはわかるのですが・・
通常の治療完了の判断は治療を担当してくれた先生が判断するものです。
仕事が忙しくて病院に行く暇がなないのでいつの間にか終わりにしてたり、
予約をとってもいつもいけなく通院するのが面倒になって勝手に終了したり、
仕事に集中しすぎて予約の日時を忘れてしまったり・・・。
むち打ちは中途半端な状態で治療をやめると慢性肩こり、頭痛、眼精疲労などの後遺症を残しやすいので自己判断で通院をやめるのではなく、治療家の判断をもらいましょう。
「忙しくて通えません」は自分の身体を心配してないってことです。
自分の身体は自分で治す努力をしないと意味がありません、治すという気持ちを強く持って一緒に頑張りましょう。